虫歯にしても、歯周病にしても、治療は出来ますが完全に元の状態に戻るわけではないのです。
仮に、自費の高い材料を使ったとしても、元には戻せない。ましてや保険治療においては、使う材料などの制限があって、一見きれいにすることは出来ますが、時間とともに問題が出てきます。
毎日、食事したり、しゃべったり、くいしばったり、時にはお菓子やジュースを口にしたりしていますから、変化がないということはないですよね。 だから、今後起こりえることを想定して出来るだけ悪くならないように予防策を取る、そんな診療をしています。 だから、きや歯科医院には状態のいい人が多く通ってらして、皆さん楽しくお手入れを受けられています。
先手、先手で予防したほうが、痛みもなく、確実にトラブルは減らせますよ。
「歯ブラシはどれが良いですか?」とよく質問を受けます。
歯ブラシ選びは、下記を考慮して選ぶようにしております。
●歯並び
●歯肉の形、厚さ、質感、下がり具合
●歯の表面の質感
●ポケットの深さ
●生活様式(職場や家庭での過ごし方)
●性格
また、毎日使用するものですので、本人の好みも大事になってきます。
その為、歯ブラシは触ってみて「これいいかも」と思うものを選んでほしいのです。
当院では、院長がセレクトした歯ブラシを数種類販売しております。
サンプルを掲示板にご準備しておりますので、是非触ってみてください。
そして「いいな」と思ったら、ご購入を検討いただけると幸いです。
「歯周病は病気じゃない」と言うと、偉い先生から怒られそうですが実際、歯周病とそうでない人との明確な境界線はありません。
写真のように歯の周りにいっぱいバイ菌がついていれば、からだはバイ菌を自分から遠ざけたいので、歯を抜く方向に追い出そうとしているのです。
体が生きてるから、中に菌が侵入しないようにがんばってるだけ。
写真みたいに汚かったら。もしあの歯が汚れたクギだとしたら。そりゃ、みるみる膿んでくるのも納得。
だからきれいにして歯の抜け上がる量を少なくしようね。
というのが、私の歯周病治療の9割を占めています。
もう少し詳しく知りたいという方は、「歯周病治療」を読んでみて下さい。